トレーナーの綱島です。
リブフレアの原因は何か?改善するためには、どのようなトレーニングが必要か?日々、現場で指導していることを基に解説します。
同業の方からパーソナルセッションを受けてみたい!との声がありますので、お問い合わせ窓口を作りました。詳細は専用LINEからお問い合わせください。
リブフレアとは?
リブフレアとは、肋骨下が90度以上開いている状態のことを指します。体の形状的にはこのようなことが言われますが、実際の指導では、どのような問題が起き、改善はどのようにしているのか?解説します。
リブフレアが姿勢に与える影響
姿勢的には、骨盤の過度な前傾に伴う腰部の前弯がみられます。その他にも、大腿部の張り感、首回りの緊張を訴えるお客様もいらっしゃいました。
リブフレアが運動に与える影響
全て肋骨のせいではありませんが、傾向として、腹筋運動では、腹直筋でなく、首回りの緊張や腰部の張りを訴える方も。四つ這い姿勢では、肩甲骨が少し浮いてくる(翼状肩甲ぎみ)、スクワットでは、つま先が浮くほどの踵体重という方もいらっしゃいます。
現場で使えるリブフレアのチェック方法
①肋骨を触る/見てみる
これは一般の方でもなんとなくわかるかもしれません。自分の肋骨を見てみて角度がどのくらいあるのか?確認してみましょう。
②姿勢や動きから予想する
腹筋の時に首が辛そうだな。スクワット時にやたらと踵体重で反っているように見えるな〜。なども判断材料の一部になるかもしれません。
③呼吸から予想する
リブフレアの特徴のひとつとして、代償呼吸をしている場合もあります。普段から肩が上がるような呼吸をしていないか?確認することで、今後の運動メニューのチョイスも変わってきます。
リブフレアを動画で解説
リブフレアの原因や改善のための筋トレを動画でまとめました。興味のある方は、ぜひご覧ください※タップすると動画が再生します。
リブフレアの改善方法
ここからは現場でよく行う運動を紹介します。
運動の狙い
肩甲帯と骨盤の運動、呼吸を同時に行うことで体全体を丸めやすくする。
運動のやり方
四つ這い姿勢から息を吐きながら背中を丸めます。現場では10回ほど繰り返します。
運動時に見ていること
現場では、肩がすくみ首まわりの緊張が出る場合が多いです。表面上の動きだけでなく、細かな癖を見逃さないことが大切です。
リブフレアに関する持論
肋骨が90度以上開いているからダメ!ではない
90度以上角度があるからダメなのか?というとそういうわけではありません。
美容や姿勢の観点では、見た目を変えることが大切です。しかし、体幹を強くしたい!などの機能的な目標がある場合、肋骨の角度のみに注目するということはありません。適切なタイミングで腹筋に力が入っていれば、肋骨の角度が変わっていないくてもいい。というのが持論です※機能のみに目を向けた場合
同業者でセッション受けたい方へ
私たちは理論と指導経験を基に日々仕事に当たっています。どんな考えで日々指導しているのか?気になる方は、同業の方でも大歓迎です!ぜひ、セッションを受けに来てください!