
トレーナーの綱島です!
ジョイントバイジョイント(joint-by-joint 理論)とは?現場での指導でのトレーニング指導では、どのように役立っているのか?を解説します。
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ジョイントバイジョイント(joint-by-joint理論)とは
ジョイントバイジョイントとは、関節に関する考え方です。
関節は、大きく分けてモビリティ関節とスタビリティ関節に分けられます。一覧表も用意したのでご活用ください。


ジョイントバイジョイント理論すべき理由
ジョイントバイジョイントの考え方を頭にいれることで、動作不良や慢性的な不調などの原因が見つけやすくなります。例えば、運動中に肘に慢性的な違和感がある場合、2つの考え方ができます。
スタビリティ関節である肘自体に問題があるかもしれない
違和感がある肘ではなく、本来たくさん動くべき肩(モビリティ関節)の動きが悪いがから肘に負担がかかっているのかもしれない。
ジョイントバイジョイント理論を用いたトレーニング指導
ここからは指導現場での指導事例を紹介します。
バスケットをしている際に膝に負担がかかる。筋トレをしているが改善しないため悩んでいる。※医師からの運動制限などはない状態で指導を開始
①体の状態
動きの中で股関節屈曲がうまくできないことがわかりました。今回の理論のみに当てはめてしまうと、モビリティ関節である股関節の動きが少ないから、膝に負担をかけているかもしれない。ということになります※他の要素もたくさんありますが割愛します。
②アプローチ方法と結果
主なアプローチ
アプローチは股関節屈曲を立って行えるようにする。という物です。そもそも股関節屈曲の可動域はあったので、座位・立位・片脚など、様々なバリエーションで股関節を曲げる練習を行いました。
結果
プレイ中の膝の違和感等は徐々に減っていき、現在は違和感なく過ごせているとのことです。また、ここが硬くなると膝に負担がかかるかもしれない。とご自身でも意識されているので、再発予防にもお力添えできたと感じております。
ジョイントバイジョイントに関する持論
ジョイントバイジョイントは、トレーニング指導をスムーズに行うために必要な考え方だと思います。こういった考え方で体全体を捉え、時には局所を見る力をつけることによって、問題解決がスムーズになると考えております。
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